Tuesday, March 26, 2013

ハッピーさん 2013.2.26

ハッピーさん 2013.2.26

ハッピーさんの「つぶやき」から・・・再録します。

バンゎ(^O^)今日のいわきは風が冷たくて春が少し遅れて来そうな感じでし。先日の電源喪失の件は、ネズミが原因と断定されたでし。対策にまた時間かかるね。ネズミが入らないように密閉化しなきゃならないし端子部も、むき出しじゃなくて感電ショートしないようにカバー取付したりするんだろうな。

1Fにはトランス、キュービクルや分電盤は相当な数あるし、線量の高い場所にもあるから大変だよ。トラブル起きるまで改善、対策しない姿勢は相変わらずだけど、ほとんど最初から予測出来るトラブルが多いんだよね。でもコスト削減と工程短縮でとりあえず設置するのが先って感じなんだ。

設置したあと、企業側が工程や作業員に余裕が出来て、色々改善案を出してもほとんど採用されないのが現実で、トラブル起きるまでは工事しないんだ。だからこの先も同じようなトラブルは尽きないと思うよ。各企業からの提案はいっぱいあるんだけど、優先順位はずっと低いからね。

これからも、今の体制体質だと変わらないと思う。いま現在の収束作業は、事故前と変わらない感じで、このままだと新たな安全神話が出来つつあるよ。1Fや除染の現場で働いてる作業員には地元の人もたくさんいるんだけど、工事のやり方に疑問を感じてる人もいっぱいいるはずなんだ。

地元作業員の人達は被災者でもあり、生活の為に働いてる人もいるけど、1日でも早く何とかしたいと思って働いてる人も沢山いるんだ。でも、中に入って現実を見ると「このままだと何年経っても帰りたいけど、帰れない。家族をよびたいけど、よべない。」って事を実感してるんだよね。

そんなオイラの地元仲間達からは、いろんな話が聞こえてくるんだ。ある人は「オレんちのじいさん、ばあさんは今の仮設のこんな場所じゃ絶対に死にたくねぇから線量高くても関係ねぇから、家の畳の上で死にてぇって言うんだ」って、どうすればいいか悩んでるし。

また、避難指示解除準備区域ある人は解除したら我が家に家族を戻そうと、毎週家に帰って片付けや掃除してるんだけど、「子供と女房は絶対に帰らないって言ってて、女房は子供の将来に何かあったらアンタ、責任とれるの」って言われ、「このままじゃ離婚だよ」って嘆いてる。

まだまだ被災者でもある作業員の話は尽きないくらい、いっぱいある。そんな様々な想いを持った地元作業員が沢山働いていながら、オイラには国や東電、元請けの人達には、全くと言っていいほど、加害者意識が感じられない。それともオイラが鈍感で感じないだけなんだろうか…?ん~。でわでわ。

ニュースで「ネズミが原因・・・?」とか、アッサリ報道してても、現場の苦労があるわけで・・・これからも大変でしょうが、作業お願いします。

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