Sunday, November 11, 2012

園子温監督に・・・ハマってます?


「好きでもない男とのセックスは?」

園子温監督「恋の罪」は、渋谷区丸山町ラブホテル街で実際に起こった殺人事件を下敷きに、未知なる禁断の世界を映像化した。実にハード?な「本編」でした。(私的には「ヒミズ」の方が映画として良かったですが?)


さて「恋の罪」で、特に気になった女優が「冨樫真」だ。(本編で)初めて見るその演技は・・・何処とは無く・・アングラっぽさ?を感じさせると言うか・・臭い立たせていた。「唐組」のような・・・何か「黒テント」っぽいような?・・・後で,ネットで検索したら・・・(案の定?)黒テントの演出家「佐藤信」の舞台に4本出演していました。

3人の女優さん達、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵が、皆、肌を露出するなど体当たりの演技をみせた。のっけから?不倫な関係を断てないでいる女刑事「水野美紀」のヌードを皮切りに怪演は続きます。「冨樫真」は、昼は大学の助教授としてエリート生活を送りながらも、夜になれば狂ったようにオトコたちに体を売りまくる“罪深い女”尾沢美津子を怪演、微乳ながらも全裸での演技は・・圧巻。それに「神楽坂恵」も全裸でDカップのオッパイを「ブルンブルン」ゆらせて見せてくれました。まさか、この「オッパイ」対比は?園子温監督の「ネライ」だったんですかね。やたらとセックスシーンの多い、この映画【R18+】 指定作品でした。(配給も「日活」・・・?)

それと、怪演といえば、もう一人この人を忘れるわけにはいかない・・・「大方斐紗子」である。この人が演じる実母。冨樫真のまるで一卵性双生児、あるいは鏡像のような存在のありさまに、惹きつけられました。(最初見た時には、何方か分かりませんでしたが・・?大方斐紗子は、福島市出身の舞台女優、シャンソン歌手でもある。)もしかすると?主役の3人の女優さん達を食っちゃったのかもしれません。「いい味」出してました。・・・・田村隆一だのカフカだのは?要らなかったかもです。

最後に、この人も。水野美紀の不倫の相手として、アンジャッシュの児島くんも(出番が少ない割には)良かったよ。おまけじゃなくて。(お笑いの人が、突然「役者」に目覚める時ってあるよね。まさにこのタイプの人。)

「好きでもない男とのセックスはお金を取らなきゃダメだ!」ですね。園子温監督。「セックスは、愛がなくっちゃ!」ということで。

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