Thursday, February 28, 2013

情けな~い民主の抵抗勢力化 与党、他野党も冷ややかな視線

 民主党の抵抗勢力化が止まらない。国会論戦では安倍晋三首相の外交成果について「自分たちでもできた。」という非生産的な主張を繰り返す一方、首相のトイレ回数まで問題視して、他の野党からたしなめられる情けない状況なのだ。この党は本当に再生・復権するつもりがあるのか。

「政治は結果責任だ。出ていない結果に対して、後で(結果を)出した人に『そんなのはオレたちだってできた。』と言っても世の中には通らない」安倍首相は先月28日、衆院予算委員会で民主党の玄葉光一郎前外相に対し、諭すように語った。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について「すべての関税を撤廃することを、あらかじめ約束することを求められるものではない」とした日米の共同声明を、玄葉氏が「当たり前のことだ。民主党政権下で下ごしらえの交渉は事実上、終わっていた。」と指摘したことに反論したのだ。

 同じ構図は参院でもあった。先月18日の参院予算委員会で「金融緩和」を含むアベノミクスで円安・株高傾向になっている点について、民主党の小川敏夫元法相が、民主党政権下で日銀が「当面は1%めど」とする物価安定目標を掲げたことを取り上げ、「首相は民主党時代の政策を続けただけだ。」とケチをつけた。これに対し、安倍首相は「実際に市場が反応したかどうかがすべてだ。」と、あきれるように語った。

 ここ数日間の国会運営でも、民主党は孤立が目立つ。参院予算委員会の進行を協議する先月27日の理事会で、民主党理事が安倍首相がトイレに行く回数が多いとして「トイレに行っている間は委員会を止めるべきだ。」と主張したのだ。 大局とは関係のない訴えに、与党だけでなく野党も「生理現象だ」(みんなの党)「野田佳彦前首相もトイレに行っていた。そんなことを理事会の議題としてやりあうべきではない。」(共産党)などと冷ややか。翌28日の衆院予算委員会の理事会でも民主党理事が同様の主張をして、与野党理事からはため息が聞かれた。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「野党第1党がすべきことは、政府の政策や政権運営を監視し、法案の修正案を出すなど生産的な議論をすることで、小便の回数を数えることではない。本流で追及できないなら、質問枠を取り上げてもいいくらいだ。」と話している。

・・・「民主党、得意のブーメラン攻撃・・の始末記?」コピペしました。

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