Tuesday, March 12, 2013

ハッピーさん 2013.3.12

ハッピーさん 2013.3.12

ハッピーさんの「つぶやき」から・・・再録します。

ただいまっ(^O^)今日もコツコツ無事終了でし。三年目に入った本日も現場は年度末のせいか、慌ただしくもコツコツと作業員さん達はみんな頑張ってたよ。2号機のブローアウトパネルも無事に塞がって少しは放射性物質の拡散量も減るはず。ただ拡散はゼロになったわけではないでしから…

あとアルプスの大きな白い屋根も出来上がってたし、4号機も三段目の柱が着々と組み立てられてたでし。それにしても今日は気温が上がって、ちょっとヘビーに体動かしたので汗びっしょりになってしまったよ。明後日は、なんか雪マーク出てたし、最近は寒暖差が激しすぎだよね。

今日オイラ達のグループミーティングで警戒区域再編の話があったんだけど、富岡側の検問所はやっぱり富岡消防署の所だった。枝道のバリケードする場所は、かなりあるみたい。不思議なのは富岡検問所は警察管轄じゃないみたいで警察の管轄はあくまでも警戒区域なんだって。

今日、宿に帰って来る時、いつもは気付かずに通過してた場所なんだけど小学校があるんだ。車の渋滞でその小学校の横でたまたま泊まってたんだけど、中に目をやると小学校の校庭に太陽光電池の電工掲示板のついた白い箱型のエリアモニターがあったんだ。 校庭の中の放射線測定エリアモニターの数値は遠くて読めなかったんだけど、それを眺めてたらオイラの記憶から忘れ去られてた昔の小学生の頃の思い出がふと頭をよぎったんだよね。多分たくさんの人がオイラと同じような思い出が小学生の頃はあると思うんだけど… オイラ小学生の頃に好きな女子がいたんだけど、その女子は理科係(オイラの小学校はいろんな係があったんだ…)だったんだけど昔のその理科係のグループは毎日、校庭の百葉箱(今でもあるのかなぁ…)っていうのがあって、温度と湿度を記録してたんだよね。 オイラ好きだったその女子と、どうしても話したくて仕方ないんだけど全然話すきっかけがないから、気温とか湿度とか全くこれっぽっちも興味ないのに、毎日「今日はなんぼやった?」って話かけてて、それをきっかけによく話してたんだ。浅はかな作戦だよね(^_^;)

今日はそんな今考えると馬鹿みたいな作戦を一生懸命考えてた小学生の頃の自分をふと思い出したんだ。…と同時に白い箱が、昔は百葉箱で今は放射線測定エリアモニター…。この校庭で遊び、学ぶ小学生…そんな事考えてたら、なんとも言えない想いがグッとこみ上げてきたんでし。

・・・・ハッピーさん、何時もありがとうございます。お陰で、フクイチの様子がわかります。

PS/3.11の朝日新聞「社説」にもありました、浪江町職員の玉川さんがFBに投稿した文章「福島の地で今を支えていること、それによって日本が支えられているのです。だからこそ、この問題は皆がまさに当事者なのです。」・・・と。

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