今日、ハッピーさんの「つぶやき」を見てから,ラジオでこの事に関するニュースを聞いた。
ハッピーさんのtwitterから 2012.11.5
「今ふと感じた事。もしかしたら日本経済が落ち込み景気が悪い今だからこそ原発収束作業や除染作業に人が集まるのかも…。もし、公共事業が至る所で実施され景気が上向きになり経済界に活気づけば、1F収束作業や除染作業にゼネコンや作業員は来るのだろうか…?ん~。」
声高らかに「反原発」を唱えるのもいいのだが・・・・おじさん的には,こっちの方が気になるのですが・・・・・。
東電の発表する「原発収束作業員の総数が,24.000人」というのは、正しく無くて・・正確に登録している数は・・・8.000人という数字との事。この数字にも驚くが、辞めて行った方達は,再登録(現場に戻らない)しないし、新しい人材も集らないらしい。これで,本当に「廃炉」へ向けての作業が出来るのか、心配になってくる。更に、原因としては、「待遇の悪化」がと、ラジオから聞こえてくる。・・・前に手取りで23万円貰っていた作業員が、手取り18万円へとダウン。さらに、食費自己負担、アパート(旅館)自己負担・・・これじゃやっていられないと次々にベテランの作業員が辞めて行くらしい。それにこの賃金体系では,新しい人材も集らない。負のループだ。現場では、コスト削減、質の良い作業員の不足、安全衛生管理が削られる、健康管理がおろそかになる、と切りがない。ある程度になると「被爆」で働けなくなるし、作業員の絶対数が足りないのである。実際の作業内容は?分かりませんが、手取り18万で、放射能と心中は出来ませんよね。
今後、廃炉へ向けてまずやらなくてはいけないのは、作業員の待遇を良くする事、被爆線量を下げる工夫をする事、安全教育の徹底すること、上げれば切りがない・・・・「作業員」が集ってくれない事には「廃炉」進まない・・・。
まずは、「手配士」達の中抜きを無くすること。それで、少しは「給料」が上がって「作業員」が集るかもしれませんね。(求人情報誌によると、市内の除染作業で25万〜35万円とある。福1の現場で18万円は、あまりにも安すぎだ。)
東京電力の余裕が無い中での「廃炉作業」が無理な事は、事故当初から分かっていたはず。国のバックアップを早急にお願いしたいものだ。・・・・未だに「現場は、非常時」なのだから。
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