Sunday, August 05, 2012
iPhone 今から5年前の話?
・iPhoneは、今から5年前の2007年6月29日に米国で販売が開始された。 iPhoneは、Appleを「世界で最も成功を収めたテクノロジー企業」の地位に押し上げた立役者であり ITのコンシューマライゼーションの時代の先駆けだ。
このような成功を目にすると、iPhoneがAppleにとって危険な賭けだったことをつい忘れてしまう。 例えば、物理キーボードがないので失敗は目に見えているという意見があった。その他にも 競合他社、将来のパートナー、独立系アナリストを含め大勢がさまざまな問題を指摘し iPhoneの成功を疑っていた。 今回は、2007年当時にiPhoneの成功に否定的だった人の発言。
2008/06/06(金)【携帯】「日本では、iPhoneは売れない」vs「どう考えても、iPhoneは売れてしまう」…意見さまざま
・iPhone。実際はそこまで売れないでしょう。理由は簡単、ユーザ層が少ないからです。 自分は興味持ってるって?ではあなたのお父さんは?それに奥さんはどうですか? まず、iPhoneには日本で流行している「着うた」「ワンセグ」「お財布ケータイ」などの機能がありません。 日本で販売するにあたって致命的です。あなたも使ってないことでしょう。使ってないのにどうして 存在するのか?それはあなた以外の人が利用しているからに他なりません。
中、高、大学生、OL、中高年サラリーマン。このあたりは実際ほとんどの人が利用しています。 そしてこの層は携帯電話にお金を使います。しかし、それらをユーザとして取り込むことが できません。この時点で一般への普及は絶望的です。 次に、私にとってiPhoneの魅力は「無線LANを気にせずにどこでもSafariが使える」というこの1点 だけです。ですが、わざわざ移動中に携帯電話からPC向けサイトを見たいという人は少数です。 携帯電話には専用サイトがありますし、ニコニコ動画だって見られます。
「どこでもSafari」とは、言い換えれば「携帯電話のサイトが見られない」ということになります。 この欠点も非常に大きいでしょう。予想される高い料金体系とも相まって、若年層の購入は絶望的です。
では若者はどうか?「iPodの機能もついてますし、どこでもネットが見られます。カメラも撮れますよ」。 これで魅力を感じて貰えるかと言うと、ノーです。まずiPodはもうみんな持ってます。わざわざ買い 換えてまで1つにまとめようという人はいません。そしてネットやカメラは今の携帯電話でも可能です。
最後にiPhoneの求めるユーザのハードルの高さです。実際iPhoneを自分にとって魅力ある携帯電話に しようと思ったら、自作アプリの導入などさまざまなことが必要になってきます。しかし、実際にそこまで 行える人はほとんどいません。 簡単なブラウジングや音楽、ゲームはできるけど専門的なことになるとちょっと。。。さすが文系が天下 とってる国だけはあります。 機能・価格・操作、その全ての面でiPhoneは日本に向いてないのです。
・・・それが、今やシェア60パーセント強。5年前に「発言」した奴出てこいや!!
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