Tuesday, July 17, 2012
中川五郎さんのこと
中川五郎というミュージシャンがいる。
彼のプロフィールによると、1949年大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も行っている。
アルバムに『終わり・始まる』(1969年、URC)、『25年目のおっぱい』(76年、フィリップス)、『また恋をしてしまったぼく』(78年、ベルウッド)など。2004年の春には26年ぶりのアルバム『ぼくが死んでこの世を去る日』をリリースし、最新アルバムは2006年秋の『そしてぼくはひとりになる』(シールズ・レコード)。著書に音楽の原稿を纏めた『未来への記憶』(話の特集)、70年代のフォーク・リポートわいせつ裁判に関する文章をまとめた『裁判長殿、愛って何』(晶文社)、『ボブ・ディラン全詩集』(ソフトバンク)などがある。最近は執筆活動を中心に、都内を中心にライヴ活動も定期的に行なっている。
・・・で、最近の彼の行動は、7月13日、東京首相官邸前における原発再稼働の抗議運動の中で「We Shall Overcome」唄った♪
彼の「facebook」によるレポート「7月13日金曜日の首相官邸前/国会前での原発再稼働反対抗議行動。みんなで歌えるといいなと「We Shall Overcome」の新しい日本語の歌詞を作り、その歌詞のコピーと緑のギターとを持って参加しました。
規制が厳しく、抗議行動ができる歩道はいくつものブロックに分断され、いったん進めば引き返せず、身動きのとれない状況でしたが、何とか国会前の第二ステージと呼ばれている場所の近くまで行くことができました。
「誰かスピーチをしたい方はいますか?」というスタッフからの呼びかけがあったので、植え込みの後ろを抜けていちばん前まで行き、「歌を歌いたいんですが、いいですか?」と聞いてみました。最初は「一番だけならいいです」、「盛り上がらなかったらやめてもらいます」、「歌詞を配るのはだめです」と言われたのですが、何とか4番まで歌わせてもらうことができ、すぐにまた歌詞を配ってもう一度全部歌うこともできました。一緒に歌ってくれる人たちもたくさんいて嬉しかったです。スタッフもマイクをずっと持って助けてくれました。心強かったです。ありがとうございました。
ぼくがいた場所でほかに歌われたのは「うさぎおいし」の「ふるさと」と1960年代後半に日本語で歌われていたアメリカのフォーク・ソングの「一人の手」でした。「We Shall Overcome」をもっと歌いやすくすること、もっと歌詞を推敲することも含め、原発をなくすための抗議行動の中でみんなで一緒に歌える新しい歌の必要性を痛感しました。」
そしてこれが、「We Shall Overcome2012」
「大きな壁が崩れる」
大きな壁も ぶつかり 崩す
あなたとわたし みんなの力で
おお あきらめず 立ち向かおう
大きな壁が崩れる
手を取り合って 声かけ合って
あなたとわたし みんなの力で
おお 勝利信じて 立ち向かおう
大きな壁が崩れる
恐れはしない 恐れはしない
あなたとわたし みんなの力で
おお 未来見つめて 立ち向かおう
大きな壁が崩れる
石の心も 溶かしてみせよう
あなたとわたし みんなの力で
おお あきらめず 立ち向かおう
大きな壁が崩れる
必要なものは 大切なものは
もう一度 考えてみよう
おお 便利な暮らしか みどりの自然か
100年後に生きる子どもたち
・・・なんとか?自分でもお役に立てる事は何のかと思って・・・
勝手に「歌詞カード」チラシを作った。
そして、ネットにUPした。
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