Tuesday, March 06, 2012

県立美術館と放射能?

ちょっと?今回はアカデミックに・・・・・


先日の朝日新聞によると<米美術館、福島だけ貸し出し拒否 ベン・シャーン巡回展、米国で活躍し、核の問題や戦争、貧困などをテーマにした作品を残した画家ベン・シャーンの国内巡回展のうち、6月から開催を予定している福島県立美術館(福島市)に対し、米国の美術館7館が所蔵作品の貸し出しをとりやめていたことがわかった。東京電力福島第一原発事故による放射能への不安などが理由だという。県立美術館は、1954年の米国の水爆実験で漁船「第五福竜丸」の乗組員が被曝(ひばく)した問題を題材にした「ラッキードラゴン」シリーズの一部を所蔵している。死の灰を浴びた男性が「私は被曝のために死にました」と書いた紙を手に、ベッドに座る姿を描いた作品だ。>

ベン・シャーン巡回展のニュースは、非常に残念なことだと思います。ただ、県立美術館には「ラッキードラゴン」がある。これでも展示が足りないのなら、いっその事、「ヤノベケンジ」のアート・プロジェクト「ラッキードラゴン」をもう一度、併設するとか?
昨年、県立美術館常設コーナーで「トらやんの空飛ぶ方舟大作戦!」《ラッキードラゴン》が、展示されていました。只?残念なコトにキワメて、ヒッソリとですが・・・。

TVは、東日本大震災1周年の特番が目白押し。26日・日曜日9時からのNHKドキュメントは、一般からの映像を集めたものを放映。リアルさだけが残った。(皮膚感覚がカサカサになった感じ)被害にあった方達は、どんな気持ちで見たんだろうな?

それにしても?最近のTwitterは、呆れるほどの未確認、不確実情報が蔓延状態・・・。そしてそれらを、また考え無しにネットへと(リツィート)垂れ流しの状態。もう!お馬鹿タレントったら、これ見よがしに?Twitterたれ流し放題・・・・ヤバい宗教の人みたいに・・・

PS/これを書くにあたってネットで検索中、県立美術館のブログを発見。これが、意外と面白いです、お進めします。

●福島県立美術館ブログ http://d.hatena.ne.jp/artmuseum_fukushima/

補足・解説コーナー
「トらやんの空飛ぶ方舟大作戦!」
2011.5/18(水)〜8/28(日)
 福島県立美術館

■プロジェクト趣旨/
県立美術館の常設展に展示されているヤノベケンジ作品《ラッキードラゴン構想模型》。《ラッキードラゴン》とは、1954年アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で被曝した静岡県焼津のマグロ漁船・第五福竜丸のこと。ヤノベは被害者である《ラッキードラゴン》を大きな太陽を掲げて船出する"希望の船"へと変身させました。
「さぁ次は、みんながこの"希望の船"に乗り込み、私たち自身の力で未来の世界へと船出する番だ!」私たちとトらやんの方舟はプロジェクトの発進です"

「ヤノベケンジ」自作の放射線感知服を着て原発事故後のチェルノブイリや周辺の都市の廃墟を訪れた、あの人。映画を見たりお菓子を食べたりしながら生き延びる子供用核シェルターという設定の作品「森の映画館」を作った人。水都大阪2009のイベントにも参加した人。2010年夏、福島県立美術館でも展示(ジャイアント・トラやんが館内で火を噴くパフォーマンスを実演した)熱狂的なアートファンを喜ばせる、

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