それは、電子漫画を発行するサイトで、雑誌?(電子出版)のタイトルにもなっている「マヴォ」の由来を説明したものなんですが。竹熊健太郎のコラムに注目しました。
なんとも?不思議な大正時代に出現した、前衛集団「マヴォ」の事が紹介されておりました。コピペをしてみますが、(詳細は、本物をお読みください)
http://mavo.takekuma.jp/manga/memo/aboutmavo.html
<大正末期に産声をあげ、3年に満たないわずかな間に時代の先端を駆け抜けたアバンギャルド芸術集団「マヴォ」。マヴォの名前を一躍世に知らしめた活動は、結成2ヶ月後(1923年9月)に関東大震災が起き、直後に行った「バラック装飾活動」である。マヴォのメンバーがペンキとハケを手に震災の焼け跡に繰り出し、無数に建っていたバラック建築にカラフルな装飾を施して回ったものだ。(一分省略)「マヴォ」第3号には、版画のほかに天井から裸で逆さ吊りになっている高見沢のパフォーマンス写真も載っている(写真)が、まさかこの男が、その数年後に戦前最大のヒットマンガとなる『のらくろ』の作者・田河水泡になるとは、この時点では誰一人夢にも思わなかったに違いない。>
驚きである。あの「のらくろ」の作者が、パフォーマーだったなんて。あの「のらくろ」の絵柄からはとても想像がつきません。
さらにコラムには、その謎のアバンギャルド芸術集団「マヴォ」には、会合の度に皆で歌っていた「歌」があったのだとも紹介されている。
「マヴォの歌」 作詞者不詳──意識的構成派の集団歌
前唱
おーす・きっぱすれんそ
ぶって・だな
あぱすて・じゃーおー
さいやんかね・らさ・さいやんかね
おんば・ぶって・ぶって
おんば・らったん・だりらーお
本唱
らいりす・らいりす・のーらん・めっぽら
ぽんぽら・せっぽんな
せんとる・りーとる・げーとるしゃーる
みゃーらく・しゃんてん
しゃんてん・すとらか・のーらん・めっぽら
ぽんぽら・せっぽんな
たたーりなーて・たたーりなー・ほ
たたーりなーて・たたーりなー・ほ
ちゃいれっちゃい・れっちゃい・れ
ちゃいれっちゃい・れっちゃい・ら
のーあん・ばいたら
めーあん・ばいたら
すててに・あんちに・らい
あ・てんならない・あ・てんならない
あ・てんならないが・ほー
れや・れや・れー
れや・れや・ら
れや・れや・れー
あの女流作家 林芙美子の代表作で、自伝的小説である『放浪記』にもこの「歌」の事が書いてあるのである。
実に面白い。
だから?ネットサーフィンは、やめられないのである。
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